ロワ一ル河1020Kmに及ぶフランス最長の河で北上していた水流はオルレアンあたりから西に曲がり大西洋へと 流れ込む。
普通ロワ一ル地方とはこの河の中流地方を指しフランス王達はとくにこの地方に好んで暮らしていた。
16世紀に シャルル8世はルネッサンス真っ盛りのイタリア に遠征し深く影響を受け 以来ルイ12世、フランソワ1世と 続いて アンボワ一ズ、ブロワ、シャンボ一ルとフランス ルネッサンスの実践の場としてロワ一ル渓谷を一変させた。 貴族達もまたこぞって優雅居城を建ててこの地方を彩った。
ルネッサンスは「世界の中における人間の地位について」定義しなおす新しい精神の象徴として 登場し、あらゆる分野の調和と美の研究が試みられた。また、このルネッサンスは宗教革新も呼 び旧宗教と新宗教の武力対立を生んだ。
ブロワ城にて旧宗教派のギ一ズ公を殺害した(1588年12月)アンリ3世もまたパリの近くのサンクル一の路上で暗殺さ
れる事になる。
最後のヴァロワ王朝が咲かせたロワ一ルの輝かしい時代はこうした悲劇をもって終わりを告げたのである。
ロワ一ル地方にはお城の数が200以上在ります。その中でも見学できるお城は沢山。一般のツア一では見学するお城 が限定されていますが(シャンボール城、ブロワ城、シュノンソー城)、パリランデブ一社では一度すでに来たことのある方の為にご希望のお城に案内する事ができます。
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